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01 — なぜ今、ウェルネスブランドをつくるのか 01 — なぜ今、ウェルネスブランドをつくるのか

01 — なぜ今、ウェルネスブランドをつくるのか

これまで20年以上、ファッションを軸にさまざまな仕事をしてきました。

日本のセレクトショップのデザイン、パリコレクションブランドのアートディレクション、ラグジュアリーホテルのユニフォームデザイン。

仕事柄、海外へ行くことも多く、2か月に一度、多い時には月に何度も東京を離れていました。

海外へ行くと、仕事の合間にもできるだけ街を歩きます。

美術館や歴史的な建築はもちろん、最新のセレクトショップ、昔からある老舗、古着屋、カフェ。

そこで何を見るかというより、その街の人たちが今、何に価値を感じているのかを見ることが好きでした。

長くそれを続けていると、ファッションの流行だけではなく、人々の価値観そのものが変わっていく瞬間を感じることがあります。

今、世界で大きく変わっているのが「豊かさ」の基準です。

以前は、ラグジュアリーブランドのバッグや服が、その人のライフスタイルを象徴する存在でした。

もちろん、それがなくなったわけではありません。

ただ、海外のおしゃれな人たちやセレブリティを見ていると、そこに新しい価値観が加わっています。

何を着るかだけではなく、何を食べるか。
どう身体を動かすか。
どんな環境で過ごすか。
自分の身体をどう整えるか。

そうしたことに、時間やお金を使う人が増えています。

ロサンゼルスでは、ウェルネスそのものがファッションやカルチャーと自然に混ざり合っています。

ALOのウェアを着てワークアウトをして、Erewhonで高価なスムージーを買う。

一杯のスムージーに数千円を払うことが、単なる健康行動ではなく、その人の価値観やライフスタイルを表すものになっている。

僕は、この流れを一過性のブームだとは思っていません。

ファッションが「何を着るか」だけではなくなったように、これからは「どう生きるか」まで含めて、その人のスタイルになっていく。

日本でも少しずつ「ウェルネス」という言葉を耳にするようになりました。

でも、世界を見ていると、この変化はまだ始まったばかりだと感じています。

ファッションの次にウェルネスが来る、という単純な話ではありません。

ファッション、美容、食事、運動、旅。

それまで別々に存在していたものが、ひとつの「どう生きるか」という価値観につながり始めている。

僕は今、その大きな変化に興味があります。

そして、自分がこれまでやってきたブランドづくりの経験を使って、その新しいライフスタイルを形にしてみたいと思いました。

そこから、COREGREENSは始まりました。

坂本 秀一
Founder / Fashion Director

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